感覚器官によって呼び起こされる体験が「感性」です。

欲望コントロールの方法

ブッダの言葉 中村元訳 岩波文庫 人間には本能的な欲望があります。
残虐性(肉体的自己防衛)、物欲、性欲、虚言(精神的自己防衛)、自己喪失(飲酒、麻薬など)です。これらのコントロール方法を最初に説いたのが、ブッダ( buddha 566〜486BC、463〜383BCなど諸説)です。
しかし最も古い文献「スッタニパータ」(左図)でも、没後数百年言い伝えられたもので、原形を留めていません。
その教えは、ヘレニズム文化として西方に伝わり、イスラム教やキリスト教の「戒律」になったと考えられます。

四諦の方法

龍樹 中村元訳 岩波文庫 西暦紀元後になり、ナーガールジュナ(漢訳:龍樹150〜250頃)は、言い伝えられたブッダの教えを「中論」(左図)として理論化しました。

「四諦」( したい=人生に関する四つの真理)は、
1.人生は苦であるという真理(苦諦)
2.苦の原因に関する真理(集諦じったい)
3.苦を滅した悟りに関する真理(滅諦)
4.悟りに到る修行方法に関する真理(道諦)。

戒律の方法

「6の感性」とは?

その教えはダルマ(達磨 Bodhidharma 6世紀前半) により「ニ入四行」という具体的な戒律となり、「禅宗」として組織化されました。
時代とともに組織は分派し大規模な教団となり、元の教えは形骸化されてしまったのです。
さらに、中国でサンスクリット語から漢訳され、日本へと伝来され、大きく変化したのです。